ガス漏れや肛門の違和感と姿勢の関係

ガス漏れは姿勢によってひどくなる!

元のきっかけが何であるにしろ、ガス漏れや肛門の違和感が姿勢によってひどくなることは案外気づかれていません。
とりあえず以下の絵を見てください。実に雑な絵ですが、私の絵心の無さはいかんともしがたいので我慢の程を。
まずは正しく座った状態の姿勢です。胴体がまっすぐに、骨盤も倒れることなく重心が通っています。
お腹と背中の赤い線は力が入ってない状態を指しています。どちらかに力が入っていると真っ直ぐではない上に無理をしているので長く姿勢が保てません。
よくあるパターンが腰を前にそらしている状態です。おしりの下の赤い点は坐骨結節(お尻と太ももの境目にある骨の固まり)です。この部分に左右均等に
体重がかかっていれば正しく座れています。

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何でこの正しい座り方をくどくど述べたかといいますと、これ以外の姿勢ではガス漏れや肛門のコントロールをしている神経を痛める可能性があるからです。
例えば長時間座ることが多い人には次のような姿勢がみられます。

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足を前にずらしてお尻の後ろ側、仙骨で座っています。電車で若い兄ちゃんがこんな風に座っているのを見たりします。またガス漏れを起こしている人で学生など後ろに人がいる場合もこの姿勢を取っていることが多いようです。多分少しでも匂わないようガスが後ろに行かないことを願っての姿勢なのでしょうが、
はっきり言って逆効果です。
この姿勢だと肛門がしっかり閉じにくくなります。そして仙骨から肛門をコントロールする神経が出ていますが、これらを圧迫することにより
ますます肛門の動作がおかしくなっていくのです。さらに!

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最悪パターンがこの姿勢です。これはガス漏れ+腹鳴を気にしている人に多い姿勢で、上記に加えて強く猫背になって足を上げて、丸まるように座っています。
気持ちはわかりますが、これでは2番目に書いてある悪影響にさらに腸の圧迫が加わり、腸の動きが悪くなりガスが発生しやすくなります。
ガス漏れを起こさないように周りに気付かれないようにと思った姿勢が、実は症状を悪化させていたのです。
しかも大抵の人は左右のどちらかに傾いています。前述の坐骨結節に注意してみると、どちらかに体重がかかっているのが分かると思います。傾いている状態での肛門は斜めにずれが生じて
隙間ができガス漏れしやすくなるのです。
いかがでしょうか。姿勢は症状に影響を強く及ぼします。できるだけ1番目の姿勢を心がけてください。ちなみに鍼治療で神経のコントロールを戻すことが可能ですので、
悪い姿勢を続けていて不安になった方はぜひ治療を受けてみてください。