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このコラムでは、座った状態で起きるガスもれを防いだり減らす対策を解説しています。ある程度予備知識が必要ですので、
を先にご覧になってから、お読みください。
注意点ですが、この対策はガスもれを起きにくくするもので、必ず治るわけではありません。鍼灸治療と併用することを強くおすすめします。
ガスもれが立っている状態で起きやすくなる直接の原因は次の2つです。
1.肛門をコントロールする神経の圧迫
何らかの原因で肛門をコントロールする神経に圧迫が加わった結果、しっかり締められない・感覚が鈍ってガスが来ても我慢しきれないなどの症状が起きます。
2.肛門が緩みやすくなる
肛門が緩みやすくなる姿勢があります。いわゆるすかしっぺをする時の姿勢です。ただ普通はその姿勢でもガスがもれたりはしないのですが、ガスもれの症状がある人はそもそも肛門の感覚が鈍っていることが多く、緩みやすい姿勢をとることでもれやすくなります。
以上から、神経への圧迫を減らし肛門が緩まない姿勢を取ることが対策となります。
シチュエーションその1 お尻に力を入れている
後ろに人がいて気にしている時、ついお尻に力を入れがちです。レジ打ちや警備員の仕事をされる人によく見られます。残念ながらお尻に力を入れてもガスもれは防げません。それどころか神経が圧迫されて余計にガスがもれやすくなります。自分で気づくのはなかなか難しいので、時々お尻を触ってみましょう。固ければ力が入っていますので、足を動かしたり身体を揺さぶったりして、なんとか抜くようにしましょう。
シチュエーションその2 片足に体重をかけている
立っている時にどちらか片方の足に体重をかけていると、肛門が緩みやすくなります。両足に均等に体重をかけるようにして立ちましょう。
シチュエーションその3 猫背
ガスもれのある人はたいてい猫背になっています。周りの反応が気になるとたいてい猫背になっています。しかし猫背の姿勢では肛門が緩みやすくなります。また腸にも圧迫がかかりガスが発生しやすくなりますので、良いところがありません。ぜひ直しましょう。
といってもよくわからない方も多いと思いますので、猫背の姿勢からまっすぐへの直し方を解説します。まず立った状態での猫背がどういうものかは、下の写真をご覧ください。
座っている時ほどではないですが背中が丸まり、首が前に突き出ていて、骨盤が後ろに倒れています。
ちなみにまっすくな姿勢の立ち方は次の写真をご覧ください。首や背中の角度、下腹部のライン、お尻の形に注目して比べてみてください。
姿勢を真っ直ぐにするにはポイントが3つあります。下の写真をご覧ください
1番~3番までラインに番号がふってあります。各ラインを次のように矯正していきます。
1 背中のライン 丸まっている状態からまっすぐにします。
2 下腹部のライン だらんと前に出ていますので、これを引っ込めてまっすぐにします。
3 お尻のライン ぺったんこになっていますので、しっかり丸い状態に戻します。
ではやり方です。下の写真をご覧ください。
1.まず後ろに倒れている骨盤をまっすぐ立てます。股関節の突き出ている部分(上の写真の黄色い丸)を中心にくるっと前に回転するイメージで骨盤を立ててください。コツはこの黄色い丸を前後に動かさないで(上下はOK)、回転しつつ出っ尻にしていきます。成功していれば下腹部が真っすぐになり、おへその下からまっすぐに突っ張り感が出ています。
2.次に背筋を伸ばします。お腹の力を抜いて、頭のテッペンに糸がついていて上に引っ張られているような感じで伸ばしていきます。伸ばした後はたいてい腰が前に反っていますので、背中・骨盤はそのままで腰を少しだけ猫背にします。
3.以上で完成です。鏡などでチェックしてみましょう。
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