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コラム07 わかりやすいガスもれの原因解説

なぜガスもれが起きるのか、コラム01~04にかけて説明していますが、わかりにくいとか読みづらいとのお声をいただきました。そこで、できるだけわかりやすく簡単に原因を解説します。ガスもれが起きた!というところから遡って説明してきますので、自分に当てはまる所がないかなどを考えながらお読みください。

1.ガスもれが起きた!

ガスもれとは次のような症状のことです。

・おならしてないのに匂いがする(ガス臭、便臭、くさったような匂い、焦げたような匂いなど)

・肛門の違和感(空気がでているような感覚、熱感、ピクピク、プスプス、プツプツなど)

2.ガスもれが起きるのは、神経に異常が起きるから

なぜガスがもれるのかというと、肛門の神経に異常が起きているからです。

異常が起きると、次のようなことが起きます。

・ガスが来た時、我慢して止めているはずなのに出てしまう。

・ふだんから緩んでいて、隙間が空いている。

・ガスが来ても感知できず、我慢する間もなく出てしまう。

・肛門やその周りに違和感(痛み、熱感、何かはさまっている感じなど)が出る。

3.異常が起きるのは、神経が圧迫されているから

なぜ異常が起きるか、それは肛門の神経が圧迫されて正常に動けなくなるからです。

例えば正座をしてふくらはぎが圧迫されると、立てずに転けてしまったり足にしびれが出ます。

同じように肛門の神経が圧迫されると、肛門の筋肉に力が入らずガスが止められなかったり、感覚異常(違和感)が起きたりします。

4.神経の圧迫が起きるのは、2つの原因があるから

ではなぜ神経への圧迫が起きるのか。これは主に2つの原因があります。

1つ目はガスを気にして頻繁にお尻に力を入れることです。肛門の神経はお尻の筋肉の中を通っていますので、力を入れると筋肉がギュッと縮んで神経を挟んで圧迫します。

2つ目は肛門の神経部分に体重がかかるような姿勢、すなわち猫背になっていることです。猫背では背中が丸まっていますので、骨盤が後ろに倒れるような姿勢になります。この状態では肛門の神経が通っている場所に自分の体重がかかることになり、座っている間はずっと神経に圧迫がかかってしまうのです。

5.お尻に力を入れてしまうのは、良かれと思って…

まず、肛門を締めるのは肛門の括約筋であり、お尻の筋肉は関係ありません。逆にお尻に力を入れることで神経を圧迫して、ガスもれを起こしたり悪化させたりします。

ところが、ガスが多くて気にしている人は職場や学校でうっかり出てしまうと大変ですから、しっかり止めようとついお尻全体に力を入れてしまいます。

もう一つはガスもれがある、もしくはあるのではと感じている場合。どうやら勝手にガスが出ているようだが、これは肛門の締め方が足りないのだ!、と判断してお尻全体に力を入れてぎゅうぎゅうに肛門を締めようとしてしまいます。

いずれも良かれと思っての対処ですが、かえって肛門の神経を圧迫してガスもれを悪化させていたのです。

6.姿勢が悪いのは、ガスを気にして…

ガスが出そうで気になる、ガスもれが気になって、せめて後ろにガスがいかないよう防ぎたい。

職場や学校でこのように気になった時、だいたい猫背になっています。実際にどんな姿勢なのかは、下記のコラムに写真を載せていますので、ご覧ください。

コラム05 座位でのガスもれ対策

コラム06 立位でのガスもれ対策

特に座っている時の姿勢が重要です。良くない姿勢とは肛門の神経を圧迫している状態のことです。肛門の神経は尾てい骨の少し上、お尻の割れ目あたりにありますので、この部分で座るのがだめな座り方です。具体的には次のとおりです。カッコ内は座る場所です。

・猫背(イス、床)

・足を組んで座る、足首を組んで座る(イス)

・浅く座る(イス)

・浅く座ったうえで後ろにもたれる(イス、特にソファ)

・お尻前ずらし(イス)

・体育座り、あぐら、横座り(床、イスの上)

中でも一番良くない姿勢は、お尻を前にずらしてお尻全体で座る姿勢です。ガスが後ろにいかないようにとか、椅子で肛門に蓋をしたいと考えての姿勢だと思いますが、確実にもれが悪化しますので、絶対やってはいけない姿勢です。

またゲーミングチェアのような身体が後ろに倒れるような椅子もガスもれになったり悪化したりします。在宅ワークでゲーミングチェアに長時間座るようになって、ガスもれが発生した患者さんもいらっしゃいます。

 

はんなり治療院では

このようになぜガスもれになるのかを見てきましたが、当院ではどのように治療しているのでしょうか。

まず鍼で肛門の神経を刺激し、神経周りの固くなった筋肉を緩めて圧迫を減らしてきます。この鍼施術により、肛門の神経が正常に戻っていき、ガスもれが解消されます。合わせて腸の調子を良くして、ガスの量自体を減らすようにしていきます。

さらに大元の原因である、お尻に力を入れる癖と姿勢の悪さにも対応が必要です。さもないと回復に時間がかかったり再発の恐れがあるからです。

こちらは人によって姿勢やお尻の力の入りかたが違いますので、その人に合った姿勢の修正と力の抜き方をアドバイスします。今までガスもれの患者さんを多数診てきておりますので、しっかり分析して最適なアドバイスを行います。

ガスもれでお悩みの方は、ぜひ受診をご検討ください。

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